スティックコーヒーとは?メリットやおすすめできる人を解説

スティックコーヒー カフェインレスコーヒーについて
わたし
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スティックコーヒーって何だろう?飲んだことがないから、どんな商品をいうのかが分からない……

わたし
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スティックコーヒーに興味があるけれど、わたしに向いているかな?

この記事を読んでいる方は、このようなことを思っているかもしれませんね。

わたしもスティックコーヒーについて知らなかったときは、そう思っていました。

詳しくは後で説明しますが、スティックコーヒーとは「コーヒー液を粉末や顆粒状してスティック状に個包装した商品」のことです。

スティックコーヒーには、こんなメリットがあります。

・お湯を注ぐだけで1杯分のコーヒーを作れる
・様々な種類のコーヒーを手軽に作れる
・カフェインレスタイプもある
・持ち運びができる
・ストックしやすい

ただこんなデメリットもあるため、スティックコーヒーに興味のある方はメリットとデメリットを踏まえて自分に向いていそうかを判断すると良いでしょう。

・レギュラーコーヒーと比べて風味が劣ることがある
・様々な添加物が含まれている
・飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取につながる

この記事では、スティックコーヒーに興味がある方に向けて、以下の内容を説明しています。

この記事でわかること
  • スティックコーヒーの特徴
  • スティックコーヒーのメリット
  • スティックコーヒーのデメリット
  • スティックコーヒーをおすすめできる人
  • スティックコーヒーの選び方
  • スティックコーヒーの主な商品
  • スティックコーヒーについてよくある質問

読んでいただければスティックコーヒーとは何かが分かるだけでなく、自分に合いそうかどうかも判断できると思いますので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

スティックコーヒーとは「コーヒー液を粉末や顆粒状してスティック状に個包装した商品」

冒頭でも触れましたが、スティックコーヒーとは「コーヒー液を粉末や顆粒状してスティック状に個包装した商品」をいいます。

個包装の見た目はこんな感じです。

コーヒー液粉末の見た目は、こんな感じ。

ネスカフェゴールドブレンドカフェインレスカフェラテを飲む前

コーヒー液粉末は、以下の方法で製造されています。

  • スプレードライ製法:濃縮したコーヒー液を高温の乾燥塔で微粒化させ、水分を蒸発させる製法
  • フリーズドライ製法:冷凍させたコーヒー液を細かく砕き、真空状態にする製法

スティックコーヒーは、スプレードライ製法によるコーヒー粉末が入っているのが一般的です。

商品によってはフリーズドライ製法によるコーヒー粉末、あるいは両方の製法によるコーヒー粉末の場合もあります。

こうした製法で粉末・顆粒状になったコーヒー液は、お湯を注ぐことで元のコーヒー液に戻り、すぐに飲める形になるのです。

スティックコーヒーのメリット5つ

スティックコーヒーの特徴をお分かりいただけたと思いますが、メリットとしては以下の5つがあります。

・お湯を注ぐだけで1杯分のコーヒーを作れる
・様々な種類のコーヒーを手軽に作れる
・カフェインレスタイプもある
・持ち運びができる
・ストックしやすい

1つずつ説明していきましょう。

お湯を注ぐだけで1杯分のコーヒーを作れる

スティックコーヒーは、お湯を注ぐだけで1杯分のコーヒーを作れます。

個包装されている粉のコーヒーは、1杯分で作られているからです。

インスタントコーヒーのように、1杯分の粉末をわざわざ測る必要がありません。

各商品で推奨されているお湯の量を入れるだけで良いのです。

さくっと1杯コーヒーを淹れたいときに重宝しますよ。

様々な種類のコーヒーを手軽に作れる

スティックコーヒーは、様々な種類のコーヒーを手軽に作れます。

メーカーによってブラックだけでなく、カフェオレやカフェラテなどの展開もあるからです。

たとえば、味の素AGFが展開しているスティックコーヒー「ブレンディ(R)」には、ブラックコーヒーが5種類、カフェオレでは10種類以上のラインナップがあります(2025年6月時点)。

そのときの気分や好きな種類で選べるのが、スティックコーヒーの魅力です。

カフェインレスタイプもある

スティックコーヒーには、メーカーによってはカフェインレスタイプも展開されています。

たとえば前述に挙げたブレンディ(R)には、「カフェオレ やすらぎのカフェインレス」と「濃厚クリーミーカフェラテデカフェ」の2種類のカフェインレスタイプがあります。

コーヒーが好きだけれどカフェインの摂取を控えたいとき、スティックコーヒーであればその願いが叶うのです。

カフェインレスコーヒーとは何かは、当ブログの以下の記事で説明していますので、よろしければご覧ください。

持ち運びができる

スティックコーヒーは個包装されているため、持ち運びできる点もメリットです。

たとえば仕事の合間に飲みたいとき、オフィスに持って行き、お湯を注げばすぐにコーヒーを楽しめます。

またキャンプや旅行など、アウトドアのシーンにも便利です。

好きな場所でコーヒー1を手軽に作って楽しめるのは、スティックコーヒーならではといえます。

ストックしやすい

スティックコーヒーは、お家やオフィスにストックしやすいです。

1杯分の個包装のため、あまり場所を取りません。

前述したように、スティックコーヒーはメーカーによって様々な商品が展開されていますから、色々ストックしておけば、その日の気分やシーンに合わせてコーヒーを選べますよ

スティックコーヒーのデメリット3つ

スティックコーヒーにはメリットが多くある一方で、いくつかデメリットもあります。

・レギュラーコーヒーと比べて風味が劣ることがある
・様々な添加物が含まれている
・飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取につながる

順番に見ていきましょう。

レギュラーコーヒーと比べて風味が劣ることがある

全てのスティックコーヒーに当てはまるわけではありませんが、レギュラーコーヒーと比べると風味が劣ることがあります。

コーヒー液が粉末・顆粒状になっているためです。

前述したように、スティックコーヒーの製造方法にはスプレードライ製法とフリーズドライ製法があるのですが、前者の製法は高温で乾燥させること、後者の製法は空気に触れると酸化しやすい特徴があるため、コーヒーの風味が飛びやすいようです。

コーヒー豆本来の風味を感じたい方は、スティックコーヒーはあまり向いていないかもしれません。

様々な添加物が含まれている

スティックコーヒーには、以下のように様々な添加物が含まれていることがあります。

  • クリーミングパウダー
  • 香料
  • 甘味料 など

添加物の全てが悪いものではないですが、摂り過ぎてしまうとお腹が緩くなるなど体に影響が及ぶ恐れがあります(どんな症状が出るかは、人によって異なります)。

スティックコーヒーを1日1杯程度など適量に飲めば大きな問題が起こるリスクは低くなりますが、気になるようであれば添加物が入っていないスティックコーヒーを選ぶのが良いでしょう。

飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取につながる

一般的なスティックコーヒーにはカフェインが含まれているため、飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取につながります。

カフェインの過剰摂取は、健康に問題を引き起こす原因になります。

厚生労働省によると、以下の症状をもたらすことがあるようです。

  • 中枢神経系の刺激によるめまい
  • 心拍数の増加
  • 興奮
  • 不安
  • 震え
  • 不眠症
  • 下痢
  • 吐き気 など

参考:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」

一般的なコーヒーの摂取目安量は、国際機関が以下のように定めています。

  • 健康な成人…マグカップ(234ml)で約3杯まで
  • 妊娠中の人や授乳中の人、あるいは妊娠を予定している人…マグカップ約2杯まで

参考:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」

ただこの量は日本で定められた基準ではないですし、人によってカフェインの感じ方は異なるため、あくまで参考程度に見ると良いでしょう。

心配であれば、カフェインレスのスティックコーヒーを飲むのがおすすめです。

スティックコーヒーをおすすめできる人

アウトドアでのコーヒー

ここまでの内容を踏まえると、スティックコーヒーはこのような人におすすめといえます。

・忙しいときでも簡単にコーヒーを淹れたい
・色々な種類のコーヒーを気分に合わせて選びたい
・自宅や外出先など場所を問わずにコーヒーを楽しみたい

スティックコーヒーはお湯を注げば完成するため、忙しい人でも簡単に作れます。

ブラックだけでなく、カフェオレやカフェラテといった種類もあるので、気分に合わせて飲むコーヒーを変えたい人にもおすすめです。

持ち運びしやすく、ストックしやすいサイズなので、場所を問わずにコーヒーを飲みたい人にも向いています。

スティックコーヒーは、いつでもどこでも、コーヒーを1杯気軽に飲みたい方の味方です!

スティックコーヒーの選び方

指のポイント

ここまでお読みになり、スティックコーヒーを飲んでみたいと思ったら、実際に買いたくなりますよね。

そこでここでは、スティックコーヒーの選び方を紹介していきます。

スティックコーヒーを買うときは、次のように選ぶことができます。

  • 種類で選ぶ
  • カフェインのカット率で選ぶ
  • ブラックであればミルクで飲めるかどうかで選ぶ
  • 甘さで選ぶ
  • ホットorアイスで選ぶ
  • 容量で選ぶ

種類で選ぶ

スティックコーヒーには、ブラックやカフェオレ、カフェラテなど様々な種類があります。

特に好きな味わいを選べば、いつでもその種類のコーヒーを気軽に飲めますよ。

メーカー違いで買ってみて、飲み比べるのも楽しいでしょう。

カフェインのカット率で選ぶ

スティックコーヒーには、カフェインレスタイプもあります。

カフェインの摂取を控えたいのであれば、カフェインレスのスティックコーヒーを選ぶと良いでしょう。

商品によってカフェインのカット率は異なるため、気になる方は確認してから買うことをおすすめします。

カフェインレスのスティックコーヒーにはどんな商品があるのかは、当ブログの以下の記事で紹介していますので、気になった方は参考にしてください。

ブラックであればミルクで飲めるかどうかで選ぶ

ブラックのスティックコーヒーであれば、ミルクでも飲めるか・飲めないかで選ぶのもおすすめです。

ミルクと合わせても良いブラックのスティックコーヒーなら、その日の気分に合わせてブラック、あるいはミルクコーヒーを選ぶことができます。

特にこのようなアレンジが必要でなければ、ブラックとして楽しめるスティックコーヒーを選ぶと良いでしょう。

甘さで選ぶ

スティックコーヒーの中でもカフェオレやカフェラテの場合は、商品によって甘さの度合いが変わります。

甘さの種類は、主に「甘さがあるタイプ」と「甘さが控えめ」、「無糖」の3つです。

各商品の甘さの度合いはパッケージに記載されていることが多く、たいていは数字(例:1~10で高いほど甘い)もしくは星の数(例:1つ~5つで多いほど甘い)で示されています。

以下を参考に、お好みの甘さで選んでみてくださいね。

甘さの好みタイプ甘さの度合い
甘さがあるのが好き甘さがあるタイプ高め
甘さは欲しいけれどほんのりで良い甘さ控えめ中~低
甘いコーヒーが苦手無糖なし

ホットorアイスで選ぶ

スティックコーヒーは、お湯を注いで作るタイプ(ホット)と冷たい水を注いで作るタイプ(アイス)があります。

また、お湯と冷たい水の両方で作れる商品もあります。

時期を問わず温かいコーヒーを飲むのであれば、お湯を注いで作る商品が良いでしょう。

アイスコーヒーがお好みであれば、冷たい水を注いで作る商品がおすすめです。

季節や気分に合わせて変えたい場合は、お湯と冷たい水の両方で作れるスティックコーヒーを選びましょう。

容量で選ぶ

コスパを重視する方は、容量で選ぶと良いでしょう。

スティックコーヒーは数杯~数十杯分のパッケージで販売されています。一般的に、容量が多いほど1杯分の価格が安いです。

毎日飲む方や、家族や同僚など自分以外の人も飲むのであれば、大容量タイプが良いといえます。

たまに飲む程度であれば、数杯分入っているタイプがおすすめです。

スティックコーヒーの主な商品

スティックコーヒーは、以下の通り様々なメーカーやコーヒーチェーン店などから商品が出ています。

メーカー名/コーヒーチェーン店名ブランド名/シリーズ名
味の素AGFブレンディ(R)スティック
ブレンディ(R)カフェラトリー(R)
ちょっと贅沢な珈琲店
ネスレ日本ネスカフェ ゴールドブレンド
ネスカフェ エクセラ
ネスカフェ 香味焙煎
ネスカフェ ふわラテ
ネスカフェ ホイップタイム
スターバックスコーヒースターバックスヴィア(R)
ブルーボトルコーヒーブライト クラフトインスタントコーヒー
※上記は一部です

色々なメーカーのスティックコーヒーを試してみて、お気に入りの商品を見つけると楽しいでしょう。

なお、上記のスティックコーヒーはスーパーマーケットやドラッグストア、コーヒーチェーン店、通販サイトなどで買えます。

スティックコーヒーについてよくある質問

最後に、スティックコーヒーについてよくある質問とその答えをお届けします。

Q
スティックコーヒーの美味しい飲み方は?
A

基本的には、商品パッケージに記載の作り方に従うと美味しく飲めます。

商品によってはお湯や水、ミルクの推奨量が幅広いこともありますが(例:140ml~180mlがおすすめなど)、こうしたスティックコーヒーの場合は毎回注ぐ量を変えてみて、美味しいと感じた量を見つけると良いでしょう。

Q
スティックコーヒーとドリップコーヒーの違いは?
A

スティックコーヒーとドリップコーヒーの違いは、以下の通りです。

種類特徴
スティックコーヒー・コーヒー液を粉末や顆粒状にしてスティック状に個包装した商品
・お湯を注いで、溶かして作る
・お湯を注ぐだけで飲める
ドリップコーヒー・使うのは挽いたコーヒー豆
・挽いたコーヒー豆をフィルターに入れてお湯を注ぎ、コーヒーの成分を抽出しながら作る
・挽いたコーヒー豆にお湯を注いで飲むことはない

スティックコーヒーは、コーヒー液を粉末や顆粒状にしてスティック状に個包装した商品です。お湯を注いで溶かせばすぐに飲めるのは、元のコーヒー液に戻るためです。

一方ドリップコーヒーは、挽いたコーヒー豆をフィルターに入れてお湯を注ぎ、コーヒーの成分を抽出しながら作ります。使うのは挽いたコーヒー豆のため、それに直接お湯を注いでもコーヒーにはなりません。

どちらも「粉になったコーヒー」を使うのは共通していますが、その粉の元がスティックコーヒーではコーヒー液、ドリップコーヒーは挽いたコーヒー豆と異なります。

Q
スティックコーヒーは体に悪い?
A

スティックコーヒーは、適量に飲めば体に悪影響を及ぼすことはないでしょう。

ただ体質によっては合わない場合もありますので、飲んでみて自分に向いているかを見極めることをおすすめします。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スティックコーヒーとは、「コーヒー液を粉末や顆粒状してスティック状に個包装した商品」です。

スティックコーヒーには、このようなメリットがあります。

・お湯を注ぐだけで1杯分のコーヒーを作れる
・様々な種類のコーヒーを手軽に作れる
・カフェインレスタイプもある
・持ち運びができる
・ストックしやすい

一方でこんなデメリットもあるため、注意も必要です。

・レギュラーコーヒーと比べて風味が劣ることがある
・様々な添加物が含まれている
・飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取につながる

スティックコーヒーは、こんな人に向いています。

・忙しいときでも簡単にコーヒーを淹れたい
・色々な種類のコーヒーを気分に合わせて選びたい
・自宅や外出先など場所を問わずにコーヒーを楽しみたい

この記事が、スティックコーヒーに興味のある方の参考になったら幸いです!

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