カフェインレスコーヒーのカフェイン量ってどのくらいなんだろう？
カフェインレスコーヒーといっても、カフェインは入っているよね。たくさん飲んでもよさそうだけれど、量が心配…
カフェインレスコーヒーについて詳しく知らなかったわたしは、このように思っていました。
この記事を読んでいる方も、カフェインレスコーヒーはカフェイン量が少なそうだけれど、どのくらい含まれているのか、気になるのではないでしょうか。
カフェインレスコーヒーは「コーヒー豆からカフェイン量が90％以上カット」されています。
一般的なコーヒーのカフェイン量と比べると、大幅に少ないです。
このため、適量を飲めばカフェインの過剰摂取になることはないでしょう。
- カフェインレスコーヒーのカフェイン量の調べ方
- カフェインレスコーヒーの摂取目安量
- カフェインレスコーヒーでもカフェイン量が気になるときにおすすめの飲み物
- カフェイン量が気になるときのカフェインレスコーヒーの選び方
読んでいただくと、カフェインレスコーヒーに含まれるカフェイン量について分かり、どの程度飲んでも問題ないかも知っていただけると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
カフェインレスコーヒーは「コーヒー豆からカフェイン量が90％以上カット」されている
冒頭でも説明しましたが、カフェインレスコーヒーは「コーヒー豆からカフェイン量が90％以上カット」されています。
全日本コーヒー協会が言及している一般的なコーヒーのカフェイン量は、コーヒー100mgに対し約60mgです。
このため、カフェインレスコーヒーのカフェイン量は、一般的なカフェインレスコーヒーと比べると大幅に少ないといえます。
カフェインレスコーヒーの実際のカフェイン量は、商品によって異なります。
カフェインレスコーヒーのカフェイン量の調べ方
カフェインレスコーヒーの具体的なカフェイン量は、パッケージや公式サイトの商品紹介ページに記載されていないことが多い印象です。
正確な量を知りたいのであれば、メーカーに問い合わせると良いかもしれません。
ただし、「カフェインの除去率」や「カフェインの含有率」であれば、パッケージや公式サイトの商品紹介ページで分かることがあります。
これらを見れば、どのくらいの割合でカフェインがカットされているのか、あるいは含まれているのかを確認できるでしょう。
カフェインレスコーヒーの摂取目安量
カフェインレスコーヒーの摂取目安量は、日本では明確に示されていません。
一般的なコーヒーの摂取目安量であれば、海外ではありますが示されています。
以下は、国際機関が定めている1日あたりの一般的なコーヒーの推奨摂取量です。
| 機関名 | 1日あたりのコーヒーの推奨摂取量 |
|---|---|
| カナダ保健省 （HC） | ・健康な成人は、マグカップ（237ml）で約3杯まで ・妊娠中の人や授乳中の人、あるいは妊娠を予定している人は、マグカップで約2杯まで |
| 英国食品基準庁（FSA） | 妊娠中の人は、マグカップで2杯程度 |
上記の一般的なコーヒーの推奨摂取量に含まれるカフェイン量の目安は、以下の通りです。
| 機関名 | 1日あたりのカフェインの推奨摂取量 |
|---|---|
| カナダ保健省 （HC） | ・健康な成人は、最大400mg ・妊娠中の人や授乳中の人、あるいは妊娠を予定している人は、300mg |
| 英国食品基準庁（FSA） | 妊娠中の人は、200mg |
国際機関で示されている量であるため、日本人に当てはまるとは限りません。人によってカフェインの感じ方も異なるため、参考程度に見ることをおすすめします！
カフェインレスコーヒーはコーヒー豆からカフェイン量が90％以上カットされているため、一般的なコーヒーの推奨摂取量を超えて飲めるといえます。
ただし、わずかではありますがカフェインは含まれているため、過剰に飲むのは控えた方が良いでしょう。
カフェインレスコーヒーでもカフェイン量が気になる方は「コーヒーに似たノンカフェイン飲料」がおすすめ
カフェインレスコーヒーでもカフェイン量が気になる方は、「コーヒーに似たノンカフェイン飲料」がおすすめです。
このような飲み物であれば、カフェイン量を全く気にすることなく、コーヒーのような味わいを楽しめるでしょう。
ノンカフェインというのは、「原料にカフェインが全く含まれていない」という意味です。
コーヒーは原料の生豆にカフェインが含まれているため、「ノンカフェインコーヒー」というものはないのですが、「カフェインを含まない原料を使ったコーヒーのような飲料」は存在します。
具体的な飲み物は、以下の通りです。
| 飲料名 | 原料 |
|---|---|
| たんぽぽコーヒー | たんぽぽの根 |
| チコリコーヒー | キク科の野菜「チコリ」の根 |
| 穀物コーヒー | チコリや大麦、ライ麦など様々な穀物 |
上記を見てお分かりいただけるように、飲料名に「コーヒー」が付いているものの、原料がコーヒー豆ではないため、厳密にはコーヒーではありません。
しかし、味わいはコーヒーに似ています。
原料にはどれもカフェインが含まれていないため、コーヒーの味わいを楽しみながら、カフェインの摂取をゼロにできますよ。
カフェインレスコーヒーとはいってもカフェイン量が気になる方は、こうしたコーヒーに似たノンカフェイン飲料を試してみるのもおすすめです！
カフェイン量を考慮したカフェインレスコーヒーの選び方
カフェインレスコーヒーを買いたいと思った場合、カフェイン量が気になる方は「カフェインの除去率」や「カフェインの含有率」を見て選ぶと良いでしょう。
これらの割合であれば、パッケージや公式サイトの商品ページに記載されていることがあります。
割合が高いほど、カフェイン量は少ないです。
たとえば、カフェイン量の除去率が97％の商品よりも、98％の商品の方がカフェイン量は少ないといえます。
気になるカフェインレスコーヒーのカフェイン量の除去率や含有率が分からず、確認したいのであればメーカーに問い合わせることをおすすめします。
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
カフェインレスコーヒーは「コーヒー豆からカフェイン量が90％以上カット」されているコーヒーです。
具体的なカフェイン量はメーカーに問い合わせる必要がありますが、一般的なコーヒーのカフェイン量と比べると大幅に少ないです。
飲み過ぎは控えた方が良いですが、一般的なコーヒーの推奨摂取量より多く飲めるでしょう。
この記事が、カフェインレスコーヒーのカフェイン量について知るきっかけになったら嬉しいです！
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